映画『#私は憎まない』上映とトークイベント
〜平和と人間の尊厳を追求するガザの医師の誓い〜
https://youtu.be/0pu7jWGvfPQ?si=zhe3gpkV5akKhx8a
昼の回は、アラブラエーシュ博士特別スピーチ上映。
夜の回は、博士が中継でスピーチ下さります。
アフタートークには、配給ユナイテッド・ピープル代表の関根健次さん、パレスチナ子どものキャンペーン手島正之さんにも、ご登壇いただきます。
どうぞ、この機会をお見逃しなく!
※登壇内容、博士との中継は、ネット環境また現地の状況や支援関係の事情で、急な変更の可能性があります。あらかじめご了承ください。
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アマントグループは、2017年よりエルサレムに拠点を持ち、現地から地に足のついた平和活動を展開してきました。
イスラエル・パレスチナ双方に繋がり、アートを中心とした交流と難民キャンプの支援活動を現在まで続けています。
争いや分断を超え、いかに共存できるのか。
苦しみも悲しみも増すばかりのこの戦争下に、「一条の光」を放つ存在に出会いました。
それも、ものすごく強い希望の光です。
本作の主人公、“中東のガンジー”と評されるガザの難民キャンプ出身の医師、イゼルディン・アブラエーシュ博士。
愛娘3人が殺されてもなお、憎しみの連鎖を断ち切るため、イスラエルとパレスチナに「平和の橋を架ける」と活動を続け、ノーベル平和賞にノミネートされています。
「どんなことがあっても憎しみに変えてはならない」
悲痛の涙の叫びをあげる博士の言葉は、胸に突き刺さるものがありました。それは、決して、戦禍だけに向けられたものでなく、われわれ一人ひとりの人間性へ訴えるメッセージです。
これ以上、被害が広がらないよう、
世界の平和を本当に実現できるよう、
ぜひ多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。
(アマントグループ中東支援:今在家祐子)
※参考記事
時事ドットコム
“中東のマンデラ”「それでも憎まない」
家族失うも平和訴えるパレスチナ人医師【インタビュー】
https://www.jiji.com/jc/v8?id=202410palestinedoctor
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【イベント概要】
日:2024年12月29日(日)
会場:Cleo Studio
https://cleo-studio.jp/
東京都目黒区下目黒2-20-25 B1F
目黒駅より徒歩7分
cleo studio 道案内
https://www.youtube.com/watch?v=g3Q7A1HZ4y4
料金:2500円
○朝の回(9:30開場)
10:00-10:02 ご挨拶
10:02-11:34 映画上映(92分)
11:40-アブラエーシュ博士生中継(20〜30分想定)
○昼の回(13:30開場)
14:00-14:02 ご挨拶
14:02-15:34 映画上映(92分)
休憩(10分)
15:44-16:23 アブラエーシュ博士スピーチ動画特別上映(39分)
現地活動報告プレゼンテーション:パレスチナ子どものキャンペーン・エルサレム事務所代表手島正之さん
司会進行:アマント
○夜の回(18:30開場)
19:00-19:02 ご挨拶
19:02-20:34 映画上映(92分)
(オンライン)登壇:ユナイテッドピープル代表 関根健次さん
司会進行:アマント
21:00- アブラエーシュ博士中継 祈り合わせ
主催:アマントグループ
東京天人天然藝術研究所 https://www.facebook.com/AManToTokyo
コタンコロカムイ天人 https://www.facebook.com/kotanamanto
▼完全予約制(12/26締切)
【申し込みフォーム】
https://ws.formzu.net/dist/S757346425/
問い合わせ: amantotokyo.events@gmai.com
★全ての支払い手続きが困難な場合、メールまでご連絡ください。可能な限り対応させていただきます。
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【映画概要】
悲劇を真の平和の実現のために
「医療でイスラエルとパレスチナの分断に橋を架ける」
ガザ地区の貧困地域、ジャバリア難民キャンプ出身の医師で、パレスチナ人としてイスラエルの病院で働く初の医師となったイゼルディン・アブラエーシュ博士は産婦人科でイスラエル人とパレスチナ人両方の赤ちゃんの誕生に携わってきた。
「ユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の赤ちゃんの違いは?みんな同じく生まれたての赤ちゃんだ」「すべての人の平等、正義、自由の上に共存は可能である」と、共存が可能であることを自らの医療で体現してきた。
彼は、ガザからイスラエルの病院に通いながら、病院で命が平等なように、外の世界でも同じく人々は平等であるべきだと、分断に医療で橋を架けようとする。しかし、両者の共存を誰よりも望んできた彼の赦しと和解の精神が、究極の試練にさらされる。
「暴力に暴力で対処しても、問題は解決しない」
2009年1月、アブラエーシュ博士の自宅がイスラエル軍の戦車の砲撃を受け、3人の娘と姪が殺害されてしまうという悲劇が彼を襲う。砲撃直後、博士の涙の叫びの肉声はイスラエルのテレビ局で生放送され、イスラエル中に衝撃と共に伝わった。
翌日、テレビカメラの前で、博士は突然憎しみではなく、共存について語りだす。その後、正義を求めてイスラエル政府を訴え、娘の死の責任を追求するも、決して復讐心や憎しみを持たずに、知恵と決意とレジリエンスを持ち続けた。彼の赦しと和解の精神は、世界中の人々に感動を与え、数え切れないほどの賞を受賞し、“中東のガンジー、マンデラ、キング牧師”とも呼ばれる存在となる。
自伝『それでも、私は憎まない』は世界的ベストセラーとなった。しかし、2023年10月7日のハマスのイスラエルへの攻撃、それ以降のガザへの攻撃を経て、彼の信念は再び試されることになる。
監督:タル・バルダ
プロデューサー:ポール・カデュー、マリーズ・ルイヤー、
イザベル・グリッポン、タル・バルダ
制作: Filmoption 配給:ユナイテッドピープル
92分/カナダ・フランス/2024年/ドキュメンタリー
https://unitedpeople.jp/ishall/
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【イゼルディン・アブラエーシュ博士について】
トロント大学ダラ・ラナ公衆衛生大学院 教授
イゼルディン・アブラエーシュ博士は、パレスチナ系カナダ人の医師であり、国際的に著名な人権活動家であり、中東の女性と女児の健康と教育の機会を促進するために尽力する平和活動家である。あらゆる困難にもかかわらず、彼は大きな決意と強い信念、そして希望と家族を信じる心により目覚ましい成功を収めてきた。
ガザ地区のジャバリア難民キャンプで生まれ育ったアブラエーシュ博士は、貧困、暴力、そして2009年のガザ戦争で3人の娘と姪が殺害されるという恐ろしい悲劇など、個人的な苦難を数多く乗り越えてきた。そして2023年10月7日以後の戦争で、40人の親族が殺害された。
平和の手段として医療を利用することに生涯を捧げてきたアブラエーシュ博士は、ノーベル平和賞候補に5度ノミネートされ、「中東のネルソン・マンデラ、マハトマ・ガンジー、マーティン・ルーサー・キング」として親しまれている。著書に『それでも、私は憎まない――あるガザの医師が払った平和への代償』がある。
プロフィール詳細 https://unitedpeople.jp/ishall/dr
【登壇者】
•関根 健次さん
ユナイテッドピープル株式会社 代表取締役、一般社団法人 国際平和映像祭 代表理事。ベロイト大学経済学部卒。大学の卒業旅行の途中、偶然訪れた紛争地で世界の現実を知り、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年、世界の課題解決を事業目的とするユナイテッドピープル株式会社を創業。2009年から映画事業を開始。2014年より誰でも社会課題・SDGsテーマの映画上映会を開催できる「cinemo(シネモ)」を運営開始。映画『もったいないキッチン』プロデューサー。2021年9月21日、ピースデーにワイン事業「ユナイテッドピープルワイン」を開業。
https://sekinekenji.info/
•手島正之さん
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)・コソボ事務所にて難民保護担当官、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)・レバノン事務所のモニタリング・評価担当官を経て、パレスチナ子どものキャンペーン・エルサレム事務所代表として現地の事業・事務所管理を担当。
https://ccp-ngo.jp/